3月も残りわずか。
新年度の教育旅行受け入れについて、慌ただしくなってきている今日この頃です。
7月と11月に秋田花まるっグリーンツーリズム推進協議会の「農村での交流拡大ブラッシュアップ事業」を利用して、全国農協観光協会の清水寿一氏を講師にお迎えし、2回のリスクマネジメント研修を行いました。
そこで学んだことを最大限に盛り込んだ「安全・衛生管理マニュアル」の更新を行い、完成した冊子がこちら。
本日は、更新したばかりのマニュアルを活用しながら講習会を実施しました。受け入れする上で重要なことを再確認するな協議会の大事な大事な会議のひとつです。
まずはじめは、大曲仙北広域市町村圏組合角館消防署西木分署からは「防災、施設の安全管理、救急における注意点」のお話。
救急車の呼び方、救命の方法などをわかりやすく教えていただきました。
続いて大仙保健所 環境指導課 環境・食品衛生班からは「食品衛生」についてのお話。
手洗いの重要性、食物アレルギー、火災・防火対策など。食中毒を出さないためには念入りな対策が必要です。
仙北警察署 警備課からは「防犯・交通安全」のお話。
全国的に問題になっている「軽トラックの荷台に子どもを乗せて運転する行為」についても改めて「絶対にやってはいけません!」と強くお話し頂きました。
最後は、秋田県仙北地域振興局農業振興普及課より「教育予行等にかかる農林漁家での民泊の実施方針について」。
3時間の長い会議でしたが皆さん真剣に受講して下さっています。
この会議はとても重要だとお話ししましたが
全てのお話を聞いた上で、教育旅行に限り、一般の農家でも宿泊の受け入れが可能になり、また、旅館業の許可を受けいてる宿泊施設においては、教育旅行に限り、定員を超えての受け入れが可能になるのです。
受講中のお顔をご覧下さい、真剣。
会長のはじめ書きをマニュアルより抜粋して記載させて頂きます。
受け入れには、体験内容に満足していただく必要がありますが、その大前提として安全面への配慮は欠かせません。この安全面への配慮や準備が不足していると、本来の目的を達成できないばかりか、参加者に多大な迷惑や負担をかけていしまい、受け入れ農家やインストラクター、スタッフ、ひいては組織、そのものの存続までもが危うくなってしまう自体を招きかねないことにもなります。
安全管理に終わりはありません。
これからも協議会では事故のない受け入れについて最大限の注意を払い最善の方法で対応していきます!